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We Will 〜あの場所で〜
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2006/08/21(Mon)
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「貴方とは、住んでる場所が違うから、
別れたあとも遠いから、簡単に会えないし何よりも、 今までと違って偶然街で会うことも、見かけることもない…。 だから、このまま終わりにしよう」
そう話した君。
ホントだね。つい先ほどまで、数時間同じ場所にいたんだ。 君と同じ空を見て、同じ空気を吸っていた。 君の言うとおり、逢えなかったな。 急に海が見たくなったんだ。 仕事が終わると僕は、そのまま車のキーを回し 高速に乗った。5時間ほどかけて、 君と初めて待ち合わせをした駅を目指す。 駅に着くと、夏服姿の人ごみに紛れて、 コートを着た君の、照れながらゆっくりと駆け寄って来る幻を見た。 その後車は自衛隊の桜通りを抜け、 君がいるはずのアパート方面を目指す。 すべて懐かしい風景が目に飛び込んで来る。 途中、軽い食事をしたあと今度は西へ向かって車を走らせる。 車から降り立った僕は丸井、駅ビルを独り歩いた。 初めて二人で立ち寄ったレコード屋、 リングを選んだ、アクセサリーショップ…。 記憶を辿りながら、いつか来た道をトレースする。 その後再びJR駅方面へ戻り、給油をしつつようやく海を目指した。 降りたった砂浜で、持って来たシャンパンを独り開けた。 半分は自分で飲み、残り半分は思い出と共に砂浜へ飲ませた。 訪れるたびに、二人で聞いた波の音だけがあたりに響きわたる。 寄せては返し、寄せては返す夜の波音だけが…。 ひととおり君と歩いた道順を振り返ったら、 すっきりした。 今まで泣き言を綴ってきたけれど、もうやめるよ。 大丈夫、想い出になんかさせやしない。 |
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